2009年10月10日

気骨のある裁判官・・・に思う。

その3

 新聞に目を通していたらNHK4:30より「気骨の判決」

という番組に吸い込まれた。理由は分からないが何故か

すーと吸い込まれたのである。

 「戦時中、東条内閣と闘い、選挙不正に迫った実在の

裁判官」とサブタイトルが付いていたせいかもしれない。

余り期待しないでテレビをつけて拝見した。

 役者も一流が揃っていたこともあるが構成がしっかり

していて重厚な内容であった。

 当時の軍部が第2次世界大戦を行うのに国をあげて

戦争に国民を引っ張っていく「大政翼賛会」をつくり

東条内閣に反対する者は天皇に反逆する者であると、

ことごとく「大政翼賛会」に楯突く人々を抑圧する工程が

良く見えてきて、「人間の弱さが大きいものに頼っていく」

日本人の状況が良く表現されていた。この中で気骨の裁判官

が東条秀樹氏や大臣や司法長官の圧力に命をも危険に

して法律者の立場から弱者への温かい血を注ぎ込もうと

努力する内容であった。

 今は民主主義が定着し誰でも意見を述べることができるが、

当時は意見を述べる人を「非国民」とレッテルをはり発言を

抑圧してきたそうである。就労者は首になり又、就職もなく

村八分されたそうである。

 気骨のある日本人はたくさんおられたと思うがその方たちは

蚊帳の外に置かれ、当時の上司などに従順な人が出世を

していると聞く。なんともやりきれないが・・・

 気骨のある大陪審員の名は「吉田 久氏」。87歳で寿命を

全うされたとのこと。

 その方の裁判記録が今も残っているようです。


 少し難くなったので気分をかえて、明日の競技会は息子、娘が

何でも言える世の中へ感謝して思いきり自分自身を

発揮してもらいたいものだ。  頑張れ!!!!!!!!

ダンススクール校長の独り言

声援感謝!http://yasunobudance.com/
気骨のある裁判官・・・に思う。





Posted by TARO at 18:35│Comments(0)
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